2003年2月登録
以降3年毎更新
私たち遊文舎は、お客さまから信頼され、満足していただけるような製品、サービスを継続して提供し、お客さまの事業や活動の発展に貢献し、ひいては地域や社会に貢献できる企業であり続けることが社会的責務だと考えます。
そのためにも、国際規格であるISO9001をいち早く2003年に取得し、以後更新をかさねつつ、マネジメントシステムのPDCAをまわしています。
ISO9001は品質管理の仕組みについて定めた国際規格で、1987年に制定されました。現在は、第4版となる2008年版が発行されています。
ISOの認定機関は各国1機関であり、日本はJAB、アメリカはANAB、英国はUKAS等ですが、その下に位置する審査登録機関は、複数の機関の認定を受けることができます。世界どこに行っても同じ物を使えるようにしよう、というのが基本的なISOの考え方です。
第二次世界大戦後、ヨーロッパ各国が建築資材等を輸入し、戦後復興を目指しましたが、骨材の強度やねじの大きさ等、仕様がばらばらでした。そこで、ヨーロッパ7カ国が中心となり、製品の規格を共通化するためにISOの組織を作ったのが始まりです。
規格が作られた当時は、製品の品質のみを問題にしていましたが、製造過程で工場排水の垂れ流しや不当労働などの問題が起きて、顧客からのクレームが発生しました。そこで、「どんな風にものづくりをしているか」ということも注目されるようになりました。
すなわち、『良い製品を作ること』だけではなく、『よい製品(サービス)を作る(提供する)ためのシステムを管理すること』が求められるようになりました。それがISO9001、ISO14001という新しい規格が生まれた背景です。
顧客満足度の向上をコンセプトにミス・ロスの根絶を目指す
2017年 5月21日
代表取締役 木原 庸裕
ISO9001は、「品質マネジメントシステム(QMS)」として、製品(サービス)を顧客へ提供するうえで必要となる各種業務を総合的に管理する仕組みを要求しています。
また、ISO9001は、その有効性を保つためにシステムを継続的に改善することを活動の柱としており、そのために、PDCA【P(Plan)-D(Do)-C(Check)-A(Action)】、すなわち計画して実施し、それを見直して次の活動に活かしていく、というサイクルを回していくことを求めています。
品質マネジメントの7原則
1. 顧客重視
2. リーダーシップ
3. 人々の積極的参画
4. プロセスアプローチ
5. 改善
6. 客観的事実に基づく意思決定
7. 関係性管理
遊文舎は、ISO9001の最終的な目標である「顧客満足の向上」を実現するため、日々、さまざまな活動を行っています。
【より良い製品作り】
お客さまからのクレームゼロめざして、毎年品質方針を定め、それに則って、各部の品質目標を定めています。
また、お得意先からのご意見、苦情は「改善の種」であると前向きに捉え、社内のISO委員会にて充分論議し、対策を考え、是正し、予防策を講じます。
これらのPDCAを回し、継続的に改善しています。
【教育訓練、研修受講】
お客さまのニーズに応え、提案できるよう、各部ごとに年間教育訓練計画を作成し、実施しています。とくに技術変化のはげしいプリプレスにおいては、不断の研鑽・努力を怠ることはできません。
全部署で、各自の力量アップのための個人別目標を定め、その実現にむけて、適時、社外研修を受講し、さまざまな先進的マーケットにチャレンジしています。
【内部コミュニケーション】
品質方針に則り、お客さまの要求事項を実現するためには、迅速で効果的な内部コミュニケーションが不可欠です。
遊文舎が自己開発した管理システム「ぷぷり」の活用により、各プロセスの「見える化」が実現しました。全ての業務上の活動を一元化し、徹底した情報の共有化のもと、日々の作業が進行しています。
詳しく知りたい方はお問い合わせ下さい。