No.7 | 2011年3月号
ウィルス対策は万全ですか?
ウィルス対策が一般化してきたこともあり、ウィルスが大きく騒がれることもなくなってきましたが、様々なデータが入ってくる遊文舎としてはウィルス対策は欠かせません。色々なところで書かれていることですが、会社・個人に関わらず、どうすればウィルス感染を予防できるのでしょうか。
①セキュリティソフトを導入する。
これに関しては、コンピューターを使うなら今では必須と言えるのではないでしょうか?最近では、コンピューターを購入するとインストールされていることも多くなりました。しかし、「ウィルス定義ファイルが最新ではなかった」「使用期限が切れていた」など、よく聞くことですが、そうならないために、セキュリティソフトからのお知らせには注意しないといけません。しかし、ウィルスも日々進化していますので、知らぬ間に感染していることもないとは限りませんので、少なくとも月に一回は退社前・就寝前にコンピューターのフルスキャンもしたほうがいいでしょう。
②インストールしているソフトは最新版にする。
最新のOSやソフトは自動でアップデートのお知らせをしてくれます。アップデートは、新たに発見された不具合や脆弱性の問題を修正するものがほとんどですので、ソフトは必ず最新版にしましょう。ただ使用状況によっては、最新版にできない場合もありますが、その場合どのようなリスクがあるのかを認識している必要があります。
③ソフトからのお知らせを読まずにボタンを押さない。
ソフトから何らかのメッセージが出ているのに、いきなりOKボタンをクリックする人って結構います。特にOfficeのファイルにマクロが含まれていると、「マクロを無効にする」「マクロを有効にする」メッセージが出てきます。何も考えず「マクロを有効にする」で開くと、もしかするとウィルスに感染するかもしれません。当たり前ですが、メッセージは何か知らせる必要があるから表示されます。読むのに何分もかからないので、メッセージを読んでからボタンを押すようにしましょう。
④ファイル共有ソフトは使わない。
合法なファイルを共有するために家庭のコンピュータで使用するのは問題ないですが、これはウィルス感染だけではなく、情報漏洩の危険もあります。会社にとっては、ウィルスより情報漏洩の方が危険かもしれません。会社でファイル共有ソフトを使用するのは、メリットよりもデメリットが大きすぎるので禁止することが一番でしょう。セキュリティ会社からもファイル共有ソフトのインストールをチェックするツールも出ていますので、心配な方は使ってみてはいかがでしょう。
今後はスマートフォンの対策も
この 4 つを継続できれば、コンピュータの感染リスクは大きく下がると思いますが、最近 iPhone・Android などスマートフォンを持つ方が増えてきています。iPhone・Android ともコンピュータと接続して使うことが可能(前提)となっており、感染するウィルスも出てきていますが、コンピュータウィルスほど注意している方は少ないのではないでしょうか? これからスマートフォンが増えていけば、スマートフォン・コンピュータともに感染するウィルスも出てくるかもしれませんので、現在使っている方もこれから使おうと考えている方も注意しましょう。ちなみに遊文舎のスマートフォンユーザーは、大丈夫ですよね?
栄光の架け橋 第7回
第7回は株式会社世界文藝社さんにお伺いし、
大阪支店の山田裕司チーフにお話をお聞きしました。
ー世界文藝社についてお聞きしたいのですが
芸術に関する様々な展覧会を企画運営し、国内、海外で開催しています。また一般読者から美術愛好家、研究科まで幅広い層に向けた書籍、画集、無料情報誌の出版、および芸術家個々のプロモーションツール、アートグッズなどの企画からデザイン、編集、制作まで行っております。
ー最近出版された書籍にはどんなものがありますか
今回で 6 巻目になるのですが、女性芸術家の創作活動を集約した画集『ミネルヴァ』では遊文舎さんにお世話になりました。
ー遊文舎の印象はいかがですが
美術本での作品に対しての色のこだわりなど、かなり無理な要望まで対応していただいて、作家の方々にも満足いただいております。それ以外にコストや納期も相談にのっていただいております。助かるのはもちろんのこと一つひとつの積み重ねが信頼できる会社としてお付き合いさせていただいています。
ー最後に一言お願いします
これからもパートナー的なお付き合いでお仕事できればと思っております。
▼写真ではわかりにくいが、
浮き出し加工と金箔押しの凝った表紙
▼色の再現性が厳しく問われる作品頁