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News Letter『遊文通信』

「第2回MUDグランプリ」2部門受賞の栄誉

▼受賞者全員での記念撮影

2011年5月14日、大阪府印刷工業組合主催の「第2回メディア・ユニバーサルデザインコンペティションMUDグランプリ」表彰式において、昨年に引き続き遊文舎デザイナーの作品が2部門で表彰されました。
 昨年の審査員特別賞『こんなOSAKAがええねん鉄道デザインプロジェクト』は、3人グループでの受賞でしたが、今回は個人エントリーでの受賞です。
審査委員長の金沢美術工芸大学の寺井剛敏教授は、「第2回の今回は昨年の2倍近い役90点の応募があったが、昨年を上回るクオリティの高い作品が多いことを感じた」と作品の総評を述べられ、遊文舎の2作品についても高い評価をいただきました。
 2年連続の受賞は、遊文舎にとって名誉なことであり。社員一同喜びもひとしおですが、これに慢心せず遊文舎デザイナー一同、さらなる精進を重ね、お客様に満足していただける商品をこれからもお届けしたいとはりきっています。

大阪府印刷工業組合賞

松尾 由華

「キット、確かな安心に。救急医療情報キット」

 高齢者や持病・障がいのある方々が、かかりつけ医や服薬内容、緊急連絡先など救急時に必要な情報を収めた「救急医療情報キット」を冷蔵庫に保管しておく取り組みが、各市町村で少しずつ広がっています。

そこで、上記の方だけではなく、一人暮らしの方、海外から日本に来られている方にとっても、安心して生活ができるような「キット」にしたいと思いました。

ユニバーサルデザインを活用して、より使いやすく、見やすく、分かりやすい、やさしいキットを提案しました。高齢者から子どもまで、家族みんなで興味と理解を持っていただき、一緒に取り組んでいけるキットにしたかったので、ロゴマークとキット全体のキャラクターを動物にして、親しみのある雰囲気作りを心がけました。

今回の受賞で、より多くの人に実用化していただける機会が増えることを願って、これからも色々な事を吸収して成長していきたいと思っています。

▼展示された受賞作品と

審査員特別賞

米田 達生

「ユニバーサル点字ブロック」

 第2回MUDグランプリにおいて、審査員特別賞をいただきました。

視覚障がい者誘導用ブロック(通称:点字ブロック)が、景観を損ねるという理由で床面のタイルなどと模様や色に差をつけず、弱視の方や高齢者にとって非常に見えにくいものになっているという現状があります。

ブロックに丸とラインを加え、色もユニバーサル対応にして視認しやすく、よりわかりやすくデザインしました。より多くの人が点字ブロックの存在や意義を理解し、視覚障がい者が安心して外出できるやさしいまちづくりの一助となればと思い、提案しました。

日ごろ見落としがちな床材を提案した着眼点に評価をいただき、自分としても発想や考え方に重点を置いたところだったので、非常に嬉しかったです。

この経験を糧にデザインの美しさはもとより発想・アイデアも鍛え、仕事に活かせたらと思います。

▼右が展示された受賞作品

栄光の架け橋 第9回

第9回は関西大学出版部さんにお伺いし、
熊次長にお話をお聞きしました。

ー関西大学出版部についてお聞かせください

 関西大学出版部は、第二次世界大戦後の昭和22 年( 1947 )6 月に設立され、すでに64 年の歴史を有しています。長年にわたって関西大学の教員の研究成果や教科書などを刊行してきました。年間の刊行点数は約20 点です
 現在、大学には教育、研究に加え、社会貢献ということが強く求められています。優れた研究成果を出版するのは、大学が社会に貢献する具体的な方法の一つと言えます。現今の厳しい出版状況のもと、関西大学出版部が学術出版の灯をともし続けているのは、こうした考えに基づいているからです。 ただ最近は、最先端の学術成果だけでなく、広く一般の方に受け入れられるような教養書の発行にも力を入れ、親しみやすい大学出版部をめざしています。

ー一般の書店でも販売されているのでしょうか

もちろんです。全国どの書店からでもお買い求めいただけます。書店の店頭にない場合は、注文によりお取り寄せいただくか、関西大学出版部のホームページから直接お申し込みいただくことも可能です。即日、代金引換にてお届けさせていただきます。

ー遊文舎の印象はいかがですが

 ひと言で言えば「安い。速い。きれい」でしょう。対応が速いのは、製作時間に限りのある出版社にとってはありがたいことです。また、カバーをはじめとしたデザイン力が優れているのも、遊文舎さんの特徴ですね。美しく、印象的なカバーは販売アップに直結します。 そして、安い。「安かろう、悪かろう」では、お客さまの信頼を得ることはできません。遊文舎さんは、これらの相反する条件を見事にクリアーしています。常に最先端の技術を取り入れ、改革に取り組む姿勢が、こうしたところにも現れているのでしょう。

ー今後遊文舎に期待することは

関西大学出版部のホームページは、遊文舎さんにお手伝いいただきました。印刷だけでなく、デジタルに対応できるのが遊文舎さんの強みの一つだと思っています。すでに押し寄せている「電子書籍」への対応についても、遊文舎さんの的確なアドバイスと強力なサポートを期待しています。

▼関西大学出版部のみなさんと西澤(前列右)

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