【公開日:2020/10/15】
ここ数年の私たちの大きな変化のひとつとして、web動画の普及があげられます。これまでは動画といえばテレビでしたが、最近では子どもの将来のなりたい職業ランキングに「YouTuber」が入ったり、コロナ禍の生活様式の変化で、さらにwebで動画を見る機会は増え続けています。
突然ですが、近年、注目を集めている動画マーケティングという言葉をご存じでしょうか?今回は知らない人も知らず知らずのうちに触れている動画マーケティングについて解説いたします。
そもそも動画マーケティングとは何でしょうか?
動画広告や動画プラットフォームのことでしょうか?
実は、現在のところ動画マーケティングは明確に定義されていません。
「動画広告=動画マーケティング」ではないのです。動画マーケティングは幅広く、現在進行中で進化し続けています。つまり、はっきりと定義できないのです。
様々な考え方がありますが、私は「動画の良さや特性を最大限に利用し、効果的に動画に置き換えて情報発信していくこと」が動画マーケティングの本質のような気がしています。
近年ではどのSNSも動画広告に対応しています。YouTube だけでなくTwitterやFacebook、Instagram・・・など、SNSで動画広告を見ない日はないんじゃないでしょうか?
ECサイトなどの販売チャネルの拡大によって、web上での集客や認知拡大は、売上に直結するため、今ではSNS広告は必須と言っても過言ではありません。SNS 広告は他の広告よりも多くの人に見てもらうことができます。更にターゲットの絞り込みが非常に細かく設定できることが特徴です。
Facebook であれば地域や職業、経歴、年齢などさまざまな属性でターゲットを絞れますし、Twitter では特定の興味を持つ属性やフォローしている人、検索内容などで広告を出す事ができます。リツイート機能があり、拡散力が高いのがTwitterの特徴です。リツイートされた場合は広告料金が発生しないのも魅力の一つです。SNS広告の中で一番見られているYouTubeの広告においては5 秒でスキップされた場合は課金されませんので、比較的安価に広告を出す事ができます。
このようにSNSなどの広告の媒体が広がり十分実用的になったことによって、動画広告の市場はより広がりました。同時に動画の広告の良さが再確認されています。
動画広告はたくさんの情報を伝える事ができ、画像だけでは良さを伝えにくい商品やサービスに向いているといえます。印刷物で例えると、透明のインクを使った名刺はオシャレでカッコいいのですが、画像では良さがイマイチ伝わりません。しかし動画なら透明のインクの感じをわかりやすく伝える事ができます。さらには名刺をさっと出すシーンなどを動画に入れることによって、より共感を呼ぶ仕掛けを取り入れたりもできます。
また、動かないバナーよりも動画広告の方が目に付きやすいのもポイントです。ただし、動画広告にはクオリティも必要です。クオリティの低い動画はスルーされがちなので注意が必要です。
他にもクロマキー合成やリアルタイム配信、360°のVR動画など、いろいろな技術があるのですが、ひとまずその効果をたしかめるべく遊文舎でも動画を作成しました。
ひとつは遊文舎を伝える企業紹介の動画で普段は表に出ない社内のスタッフの様子がわかる動画となっています。このページのトップにある動画がそれです。
もうひとつは弊社の印刷通販サイト「すぐスール.com」の広告動画。こちらはTwitterに配信しています。下記の動画になります。
ぜひご覧いただき、感想を教えていただければと思います。
動画の制作に興味がある方もお気軽にお問い合わせ下さい。