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(紙のサイズ)A判・B判の具体的なサイズや成り立ちを解説します

【公開日:2021/1/13】

印刷に使う用紙には様々な規格サイズがあります。今回は印刷用紙の中でも一般的によく使われるA判・B判の紙のサイズについて解説します。

A判のサイズについて

A判は19世紀末ドイツの物理学者オズワルトによって提案され、現在は国際標準規格の紙の寸法です。一般的によく使われるコピー用紙のA4などが含まれます。全紙(一番大きなサイズ)はA0、その半分のサイズがA1、そのまた半分のサイズがA2…と数字が大きくなるにつれて紙のサイズは小さくなります。

紙のサイズの説明図 A判

B判のサイズについて

B判は日本独特の紙の寸法で、江戸時代に徳川御三家の御用紙であった美濃紙がルーツと言われています。大学ノートや教科書のサイズによく使われるB5などが含まれます。全紙(一番大きなサイズ)はB0、その半分のサイズがB1、そのまた半分のサイズがB2…と数字が大きくなるにつれて紙のサイズは小さくなります。

紙のサイズの説明図 A判
用紙サイズ(単位:mm)
A判 B判
A0 1189 × 841 B0 1456 × 1030
A1 841 × 594 B1 1030 × 728
A2 594 × 420 B2 728 × 515
A3 420 × 297 B3 515 × 364
A4 297 × 210 B4 364 × 257
A5 210 × 148 B5 257 × 182
A6 148 × 105 B6 182 × 128
A7 105 × 74 B7 128 × 91

用途に応じた紙選びをオススメします

上記のように、紙のサイズはさまざまです。印刷する紙のサイズによって金額は異なりますので、作るものが決まったら、用途に応じた紙を選びましょう。
よくある印刷物のサイズをまとめました。参考にしてみてください。

よくある印刷物のサイズ
A判 B判
ポスター A0 ~ A3 B0 ~ B3
壁貼カレンダー A2 ~ A3 B2 ~ B3
パンフレット見開き A3 ~ A4 B3 ~ B4
メニュー A3 ~ A4 B3 ~ B4
会社案内 A3 ~ A4 B3 ~ B4
チラシ・フライヤー A4 ~ A5 B4 ~ B5
ノート A4 ~ A5 B4 ~ B5
手帳 A5 ~ A6 B5 ~ B6
メモ帳 A5 ~ A6 B5 ~ B6

今回は紙のサイズについて解説しました。いかがでしたか?
印刷物を作るヒントになれば嬉しいです。

紙のサイズはわかったけど、紙の厚みがわからないという方は下記の記事を参考にしてください。紙の厚みや特徴を身近なもので解説しています。

上質紙55kg?コート紙110kg?用紙の厚みと特徴を身近なものに例えて解説します

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